まらしぃ2daysライブ2日目(2019年12月22日)からの凄まじい集中力発揮!

2019年12月22日(日曜日)まらしぃ 2daysライブの2日目。前日の初まらしぃでピアノ絶対にやろうと心に決めてから十数時間後、追い討ちをかけるように、さらに熱いライブを目の当たりにした。そこからピアノ熱を冷まさないように、自分でも驚くほどの集中力を発揮してしまった。

まらしぃ 2daysライブ1日目を終えて帰宅して

初日、聴きたい曲も聴けて、はぁ〜ピアノって面白い楽器だわーってなりながら帰宅。絶対いつか自分も楽しくピアノ弾きたい。そうだ、定年したら老後は音楽仲間をつくってセッションして、楽しく暮らしたい。楽器ができるって素晴らしい!という思考になる。

帰りの電車の中で脳内・心の会話

心A「お前は熱しやすく冷めやすい、単純、影響されやすい、すぐに飽きるんじゃね。」

心B「そんな事は分かってるけどさぁ、なんか今こそピアノやった方がいいんじゃねーかってザワザワしてる。」

心C「確かに飽きっぽいけどさ、ここまでザワつかせられる事ってなかなか無いよ、チャンスだよ!始めなよ。」

心B「だよね、だよね、だよねー!」

心A「知らんけど、言ってるだけでどうせやらんでしょ。」

心C「せっかくやる気になってんだから、応援してやれよ。」

心A「だってBのやつ、スキューバダイビングもライセンスとっておしまいだろ。時間も金も無駄っしょ。」

心B「そん時はそん時で。」

心C「お前が言うな。」

心B「でも始めないと先さえ見えないから、やっぱピアノやる。」

心A「好きにしろ。」

と、脳内にて心どうしで会話してる。

何か物事を始める時って、なんも考えずにポーンとできる人と、自分のようにうだうだして結局やらないって人と、ある程度イメージして計画的に開始できる人と、まぁ様々だろう。

ここで自分的に大事なのは、やりたいなーと思っているだけの状態を抜け出すこと。その後続くかどうかは、またその時に考えればよくて、始めなきゃ始まらないんだよ、と自分に言い聞かせる。背中を押してくれる人がほしいんだ。

帰宅!さっそくCD聴くぜー

CDプレーヤーとやら、持っていないのですが。

そう言えば古ーいiBookまだあったかな。

あったー!

更に古〜いiPodも出てきた。

充電〜

なんとまだ使えそうです。処分してなくてよかった。

深夜遅くまでかかり、何とか購入したCDを聴くことができました。

(後日談:それからと言うもの、ちょっとつよいクラシックとmarasy collection〜marasy original songs best & new〜を数ヶ月にわたり聴き続ける。わりと同じのをガツっと聞き込むタイプです。)

興奮覚めやらぬままに2日目!

初まらしぃを体験して、翌日。再び人見記念講堂へと向かう。

もちろん旧型iPod(笑)に納めた曲を聴きながら。イヤホンつけて歩き、電車に乗り、こんなのいつぶりだろうか。まるで、小学生の頃に買ってもらったSONYのWalkman聴きながら意気揚々と外出する新鮮な気分だよ。

そう言えばイヤホンって、今時の人はBluetoothでワイヤレスなんですね。新しいの欲しいなあ!

自分のはiPodが古いだけにイヤホンのコードはヨレヨレ、しかもヤニでキッタネェ(泣)。今日のところはしょうがない。

まらしぃの音楽漬けになりながら、会場に到着。実はこの日ものすごく期待していることがあるんだ。それは、ゲストにあの人来るかな?もしかして!ってやつ。

これってネタバレになってしまうのだろうか。もう過ぎたこととは言え、念のため検索してみるとライブレポの記事がありました。

ならば。

まらおバンドにノックダウンされたあ

前日のドラムのyonoくんに続き、何とベーシストIKUOさんまでサプライズゲストで登場したのだよー!

これはもう大興奮ものデス。

クラシック曲のバンドアレンジ、運命とカノン、これは最初にYoutubeで見て以来、どハマりしている。

自分はROCKな音楽が好きだ。

バンドも一応やってた。

でも、こんなアレンジで楽しむと言う発想はなかったんだよな。ヴォーカル無しで、スリーピースで、しかもギター無しでこの迫力。バンドと言えばギターだぜって言うくらい、ギター必須と思っていたのに、何このベース、ドラム、そしてグランドピアノと言う組み合わせ。

生で観られてよかった。かっけぇわあー。何よりも本人たちがとても楽しそう。いや、もう、、ちょっと歳とかどうでもいいわー。そんなの関係ねーって本当叫びたい気分。

もちろんピアノのソロも素敵だけれど、バンドってすごい力持ってる。自分もこんなセッションとか、そう、バンドやりたい。

あ〜昔、バンドやろうぜって雑誌があったよな。今更この雑誌のタイトルって的を得ていると思う。

一度でも楽器を演奏して、更にピアノ発表会やら、大学祭のライブやら、何かしらのステージに立った経験があると、聴くよりも演る方が音楽の充実度が格段に上がると思うんだ。自分は多少なりともその経験があるから、今ここで、ズドンとまらおバンドにやられた。もう一度アッチ側になりたい。

もうこんな歳だからとか、思ってらんない。アラフィフ会社員とか、そんな肩書き?いらんわ。もう阿波踊りだよ、踊らにゃそんそん、弾かなきゃそんそんって感じ。コレ書いてて、寒いギャグでもなく真面目に(ちょっと笑)弾かなきゃ人生損すると思ってる。

完全にまらしぃに着火されてしまった。

まらしぃめるしぃ〜。

これはちょっとどころかかなり寒いですね。でも本当にもう一度ピアノやろうと思う。最終的に動くのは自分だけど、ここまで気持ちが動き決意できたのは「まらしぃ」の存在があってこそ。

何か物事を始めるのに、誰かに背中を押してほしいと思っていたけれど、ちょっと違うかも。このライブに来てまらしぃに引っ張り上げてもらったという感覚の方がしっくりくる。

このまらしぃ2daysライブとタイトルに書いている正式名称は「marasy collection piano live tour 2019 追加公演〜「ちょっとつよいクラシック」release live〜」だそうで、昭和女子大学人見記念講堂で行われたものです。

エピローグ的な

充実したまらしぃ2daysライブも終わり、翌日の月曜から27日の金曜まで怒涛の如く仕事納めに向けて頑張る日々。と、言いたいところだが、実はここにちょこっと書くにはもったいないくらいのスペシャルイベントが待っている。

2019年12月24日クリスマス・イヴ!

大石昌良だ!

そう、この日は「大石昌良の弾き語りラボ2019」ホールツアーファイナルin中野サンプラザホールだ。

ギリッギリでチケットを取ってしまった。しかも、この日に一人で行くのは寂しいと、わりとオールマイティな友人を超絶拝み倒して(笑)。このライブどーしても来たかった。生で観たかった。

仕事は定時で終わるなんて年に数回。と言ってもこの日は忙しいから眠い目こすり早朝出勤して頑張った。そんで、さも意味ありげな予定があるフリして退社、開演時間ほぼジャストで到着。そのくらい頑張るまでして、まらしぃライブと合わせて絶対に来たかった。

とても気になってしょうがない曲、必ずやライブでやることを信じて、生で聴きたい曲があるんだよ。

「ようこそジャパリパークへ」

自分がまらしぃさんの動画を初めて見たのがこの曲。

弾き語りで全力で歌う大石昌良サンをライブで観たい。この曲の為だけと言っても過言でないくらいの勢いで、チケットを取ってしまった。この曲ってすごいアップテンポでノリも良く明るく、元気いっぱいビタミンソングなんです。とても気に入っている曲。

今回、本家弾き語りバージョンとまらしぃピアノバージョン、どちらも生で観ることができた。とても良かったー。アコギとピアノの生の音を浴びて、大空間で音の波を肌で感じて、この曲を自分の中に取り込んでしまいたい。心情としてライブに行ってなんぼだからね。そんな思いで、年末のクソ忙しい中、ありえないくらいの行動力と集中力で色々こなし、ライブ3本に足を運んだのでした。

もう中年は、ふらふらデス。

そして12月25日、始発で遠方へと出張に出たのであります。

ギターかピアノか最終決断

ここに来てギターかい。

そう、ずっとギターもう一度やりたいとは思っていた。高校1年の夏バイトしてギター買った。そんですぐに挫折した。挫折と言う言葉を用いるほど超絶練習を頑張ったわけでもないけど、難しかった。ちょっと触ったくらいじゃなんも出来なかった。

その点、ピアノは鍵盤押せば鳴らしたい音が正確に出てくる。おぉ素晴らしいじゃねーか。

元々、大石昌良またはオーイシマサヨシというアーティスト、アコギ1本で挑んでいるパフォーマンスは知っていた。知ったばかりの時は、驚き、これもまたカッコいいなと思い、単純だからギターやりたいと思ったことは言うまでもない。

そこへ来て、まらしぃさんの演奏する「ようこそジャパリパークへ」を聞いて、ギターじゃなくても、こんなに楽しい演奏が出来るのかとワクワクが溢れ出て、引き込まれた。

でも、やっぱりギターへの未練もタラタラ〜

脳内葛藤の末やっと決断

悩むなら両方やるって手もあるよ。

でも、冷静に考えよう。

「二兎を追うものもは一兎をも得ず」と言うじゃないか。

それは分かってる。

自分は結構「選択する」ということが苦手。優柔不断。だから、ひどい時はどちらも選ばないという選択をすることもある。そうやって今まで逃したチャンスは数知れず??かは、分かりませんが、決断力というヒューマンスキルに乏しい傾向。

このままだと振り出し、以前のようにどちらも選ばないで終わる可能性大。それは避けたい。

ここで自分の寿命を考える。今アラフィフ。そう、何かを始めるにはやはり遅いのかも知れない。でも、それはもう考えずにピアノやるって決めたんだ、一応。

ここでピアノを選んで後悔はないか。

やっぱり何か始めるなら少しでも早いに越したことはない。ギターやるなら今かも知れないよ。

ああ、どうしよう。

もう一度冷静に。

ここでやるべきことは、どちらか選ぶこと。選んだら迷わず練習頑張ること。そして今回こそは続けること。まあ石の上にも3年か?そう、3年は続ける。老後の楽しみという大きな目標もチラリとはあるけど、それに向けても、まず開始しないといけないのだ。

定年まで、あと十数年。どちらの楽器も10年やればそこそこ上達するだろうか。それは不明。だってピアノ10年以上やってたけど本当下手くそなまま辞めたから。

ギターならばどうか。辞めた時はピアノより更に下手だったけど、やる気出せば出来るかも知れない。

しかし今は、どちらもサッパリ出来ない状態だ。

ならば、あみだくじで決めようか!

などと本当に選択に迷い悩んだ。

ここで初心に帰る。

ここ数ヶ月の流れ、ピアノに夢中になったこと、ピアノ熱が冷めやらぬ今、タイミング良くここまで気持ちを持って来れたのは、やはりピアノだ。

そして、ピアノもギターもやめた時のレベルから言うと、かろうじてピアノの方が上手くはないけど弾けてた。だからもう一度がんばれば、やめた時のレベルにまでは行くはず。

くらいの事は考えただろう。

ここは「ご縁」と言うものを信じよう。

ようやく思考がまとまり、ピアノを選びましたとさ。

あり得ない集中力!大晦日までのラストスパート

まらしぃ2dayライブ、大石昌良の弾き語りラボ後から1週間。

無事に出張から戻り2019年12月27日、仕事納めの日、出会いがあった。

今度は背中を押してくれる人が現れた

仕事納め。なんと残業の末、会社最終退出。

ヘトヘト。

終電まであと1時間と言う時間帯。何を思ったか、一駅分歩いて帰ろうと思い立つ。そんで途中で見つけた、とある店が気になりフラフラ入ってみると、、、

そこはスタジオで、グランドピアノやらドラムセットやら、とにかく楽器が沢山ございまして、夢の世界。かなり年配の方がタバコふかしながら作業をしている。この方、そこの社長さんでした。

自分「こんばんはー。」

社長「おう。」

自分「ここ何ですか?」

社長「スタジオだけど、何か用?」

自分「気になったもんで、ちょっと覗いてみようかと思いまして。」

社長「そうか!入っといで、何飲む?」

自分「(フランクな人だなー)お邪魔しまーす。」

ここで自分、初対面の人にまらしぃライブの話を熱弁、動画も見せて、さらにはドラムまで叩かせていただき、ピアノをもう一度やる事も話した。

社長から間髪入れず、どんどんやりな!弾けるようになったらまたおいで、と言っていただき、あっという間に時間が来た。

得意の終電ダッシュ。短い時間だったけれど、俄然やる気が出た。

驚異の32時間ピアノ練習

仕事納めの翌日、疲れているはずなのに朝早く起床、そうだ!実家に帰ってピアノ弾こう!

もの凄い勢いで部屋を片付けて、4年ぶりに実家に帰る事にした。親の顔を見にじゃなくてピアノのため(笑)。

実家にはYAMAHAのアップライトピアノがある。数年に一度は親からピアノのどーすんの?捨てていいの?と聞かれ、と言うか、邪魔だから処分する警告が発せられていた。その度にダメ〜と一言返事。今思うと、本当にピアノあって良かった。めったに帰らないし帰ってもその存在を忘れるほどだったのに、これほどピアノが恋しいとは笑っちゃうよ。

突然の帰宅に親はビックリ仰天、挨拶を済ませ、丸4日間、計32時間ピアノの練習をした。正確には鍵盤たたいて音出した。これで完全にピアノモードになった。